本当に満室?宿泊予約の裏技

出張や旅行でホテル・旅館をインターネットで探す。しかし連休やハイシーズンで、検索しても満室でどこも空いてない。その地域で何かイベントや学会があるのか?予約が取れない!空室が見つからない!
「何とか予約する方法はないものだろうか?」
そんな経験のある人は多いと思います。

しかしちょっと待って下さい。宿泊をあきらめるのは少し早いかもしれません。
本当に満室?
そうなんです。実は一部屋くらいは空きがあるかもしれないのです。ホテルに直接電話や公式ホームページで空室検索をしてみることが有効なんです。

なぜか?理由は後述しますが、その前に繁忙期の効率的なホテルの探し方、取り方を知っておきましょう。

1 通常どおり予約サイトで効果的に探す。
2 どこも満室ならホテル自前の公式ホームページをチェックしてみる。
3 それでも満室なら直接電話で問い合わせてみる。

やはり予約サイトでの検索は圧倒的に時間が省け便利です。日付・泊数・人数・地域など、いくつかの希望する条件を入力すれば、それに該当した空室があるホテルのみが表示されます。泊まれる可能性がないホテルは見なくて済みます。料金を安い順に並べ替えるなどして比較することも出来ます。ホテルには効率的な探し方があるのです。

ここで、裏ワザ・テクニックというような方法でもありませんが、意外と気付いていない人もいるかもしれないので、予約サイト検索のコツをひとつ書いておきたいと思います。
「該当なし」や、数件のホテルが表示されるものの高料金の高級ホテルしか出ず、実質どこも空いていないという場合です。
もしあなたがシングル、つまり一人で宿泊しようとしている場合、検索の絞り込みで「シングル」のみにチェックを入れていないでしょうか?
もしかしたら「シングル」の部屋はいっぱいでも「ダブル」「ツイン」の部屋は空いているかもしれません。
もし人数でしか入力の項目がないサイトの場合は、一人・一名の所を二人・二名に変えて検索し直すとダブル・ツインのプランが引っ掛かってくる場合があります。まず一人で検索してみて、さっぱり該当ホテルが無かった場合に試してみると良いでしょう。
当然料金は高くなりますが、きちんと料金を払えば一人でダブル・ツインの部屋に泊まっても何ら問題はないわけです。料金は高くなってもいいので何しろこの辺りのホテルにどうしても宿泊したいという人は検索時に注意してみて下さい。
ただ、食事付きで二名のプラン料金だとかなりもったいないことにはなりますから、素泊まりの場合です。

予約が集中する土曜の検索はこちらが便利

通常の検索はこちらから

年末・年始2019年の空室カレンダーは、パソコンで閲覧している人は右サイドバー、スマホの人はページ最下部にリンクを設けました。


公式ホームページをみたり、直接電話が有効な理由
予約サイトが満室で該当が出て来ない場合どうするか?次にこの方法を試しますが、なぜ空いているかもしれないのか?の説明をしましょう。

規模のとても小さい所は別ですが、ホテルは自前・自社の公式ホームページ以外にも複数の宿泊予約サイトに登録しているのが一般的です。「楽天トラベル」「じゃらん」「るるぶトラベル」「yahooトラベル」など名前くらいは皆さん聞いたことがあるでしょう。

ホテルは空室数を管理するのに、自前のホームページも含めたこの複数のサイトを取りまとめる一元化システムを導入しています。
例えばあるサイトであなたが一部屋予約をしたとします。するとその情報は一元化システムに吸い上げられ、空室在庫が1減りましたという情報がその他の全てのサイトに送信され、各サイトの在庫数が-1されるわけです。
「空室在庫共有形式」とでも呼んだら良いでしょうか。
部屋数の数字を、それぞれの予約サイトの管理画面で別々に手動で変更しないといけないとしたらそれは大変な作業で、間違えもおこり易い為、一本化システムで自動化しているのです。

しかしどんな一元化ソフトを使っていたとしても、空室在庫数が反映されるのに若干のタイムラグが発生してしまうのです。
もし残室が1の表示でほぼ同時に二人が予約をしたとします。するとなんと二人とも予約が成立してしまうことが稀にあります。いわゆるオーバーブッキングです。

その為、「残室数が〇室になったら空室として表示しない」というような設定も出来るようになっています。ですから用心深いホテルは最低でも一部屋はネット予約で売り切らず、予備の部屋を残しておく場合が多いのです。そして、最後の数部屋は電話予約などで調整するのです。

こんな理由から検索で満室になっていても、ホテルに電話で直接問い合わせれば、運が良ければ当日でも予約が取れる場合があるかもしれません。
但し、しつこく食い下がらないこと。それでも満室と言われれば空室は無いのです。「嘘でしょ?本当は空いてるんでしょ?」などと言わないようにしましょう。
また客室数の多いホテルなどは、数室はキャンセルが必ず出るだろうと見越してオーバーブッキングを怖がらず、予備部屋を残さないで予約を取り切っていく方針の所もあります。
それからネット予約とフロント直接予約では料金が若干違う場合があります。直接予約のほうが手間が掛かる分、割高であることが多いので承知しておいて下さい。

勘の良い方はもうお気付きと思いますが、各予約サイトは同じ空室情報を反映表示しているわけですから、あるサイトが満室でも他のサイトには空きがあるのではないだろうか?と考えるのは意味がありません。
稀に例外で、満室確実になると手数料の高いサイトから順番に細かく予約受付をストップ(手仕舞い)していくホテルもあるので、あるサイトは予約受付終了(満室)でも、他のサイトはまだ残室があるという状況が発生することはあります。
しかし通常、もし見るとしたらホテルの自前・自社の公式ホームページです。なぜなら、空室があとわずかで確実に満室になるだろう予測が出来る場合は、いっぺんに他のサイトを先に手仕舞いしてホームページからのみ受け付けるように設定してしまうことも可能で、普通はそうすることが多いと思います。
そのようにすることでホテルはネット予約サイトで予約が成立した場合の高い手数料を払わなくて済むからです。


泊まりたい地域にどんなホテルがあるかが分かりません。どうやって調べるの?
公式ホームページを見てみようにも、電話しようにも、そもそも自分が希望している地域にどんな名前のホテルがあるかが分からないよ…。どうしたら?
その場合はGoogle Map(グーグルマップ)が便利です。

インターネットで「グーグルマップ」と検索するか、スマホでアプリが入っていればタップして、自分が宿泊したい地域の拡大地図を表示します。

そして左上の検索窓でビジネスホテル・旅館・民宿など、希望する宿の形式を入力します。

すると、その地図上に宿がある場所がマークとして表示されます。(空室がなくても存在する宿が全て表示されます)

さらにマークをクリックまたはタップすると、その宿の詳細情報が出てきます。そこに「ウェブサイト」という項目があれば、その宿がホームページを持っているということです。空室を探してみましょう。

電話のマークも出ていれば、スマホの場合はそこをタップすると直接電話が掛けられます。(なくても番号は表示されているでしょう)

ここでの注意・アドバイスです。先に詳細情報をじっくり読みふけらないようにしましょう。まず空室があるかを確認です。そもそも検索サイトで残室がなかったからこの作業をしているわけです。空きがある可能性はやはり高くはありません。


何だか大変、イライラして疲れてくる
分かります。私も予約が殺到する時期、特にお盆やゴールデンウィークや年末年始のホテル探しはストレスが溜まります。
だからもし、お金にゆとりがある人、苦労をお金で解決できるなら買いたいと思える人は、予約サイトで「ちょっと高いなー」という値段のホテルが予約可能と出ているのであれば、もうそこで奮発して決めてしまうのも楽かもしれません。


キャンセル待ちはトラブルが多い
満室なら電話してキャンセル待ちという方法があるじゃないか?と思う人もいると思います。フロント経験者の私から言わせてもらうと、このトラブルが非常に多いのです。正直言うとなるべく受けたくありません。トラブルになり易い事情を多く含んでいるんです。
・いつまでキャンセルを待ちますか?→たいてい悩んでしまう
・出たら連絡?出ても出なくても連絡?(連絡ミス)
・キャンセル出た→じゃあそっちにする→こっちがキャンセル料取るというのでやっぱりいいです
・電話しても出ない→別の人に回す→怒る
・予約しようとした時より料金が高い!(変動料金)
・出ると思ってたから泊まれないと困る。なんとかして!
などのようにいろいろあります。最近はキャンセル待ちを受け付けないホテルも増えているようですが、もしキャンセル待ちをするのであれば、こんなところに注意してみて下さい。
待ち先のほうが不要になった場合は、早めに連絡があるほうが宿側は助かると思います。

インターネット予約サイトとにらめっこしながら空室が出るのを待とう。なんて人はいますか?
ネット上でキャンセルがあっても、空室数は増えないことはアリアリですよ。予約システムは「戻り在庫を反映させない」という設定も出来ます。その分を電話キャンセル待ちで埋めたり。ホテル側がすでにオーバーブッキングしていて、キャンセルが出ても空室在庫に戻さないことは多々あります。
滅多にない例だと思いますが、友人同士で、「俺が今からネット予約をキャンセルするから、在庫が1になるはずだから、そうしたらすかさずお前が予約しなよ!」なんて状況があるかな?あったとしたら、いつまで待っても在庫に現れないことはあるわけです。
実際に在庫に戻ったとしても、全国で同時に見ている人が多いことも考えられます。偶然タッチの差で盗られてしまうなんてこともあるかもしれません。
このへんはかなり裏話ですね。意味が解らなくても気にしないで下さい。


土曜日が混む理由
何で?と意外に不思議がっている人もいるようです。ビジネスホテルといっても会社員だけが宿泊するわけではありません。会社員なら普通は土日が休みだから逆に空くのでは?という考えからだと思いますが、その分は土日が休みの人達で埋まります。一泊二日で旅行や観光に行く人、土日で遠出の用事を済ます人が多いわけです。
その為、月曜から仕事になる前日の日曜日が一番暇な曜日になるホテルが多いと思います。


ちょっと話はズレますが、ホテルがいっぱいなことを満席、満杯、満員と言う人がけっこういます。特に、満席ですか?と聞いてくる人は多いです。ただ、ホテルはやはり部屋ですから普通は満室でしょう。


満室で宿が見つからないというような日に何とか空室を探し出すことが出来るのはラッキーですが、そこは需要と供給の市場原理。予約が殺到するような日は値段が上がるのが一般的です。
最近、外国からの訪日客が好調なこともあり、地域によっては平日でもかなり予約が取りづらい所もあるようです。
このホテルの料金が日によって違う・変動することについて詳しく知りたい方はこちらのページもどうぞ。
ホテルはなぜ日によって料金が違うのか-日別変動料金


スポンサーリンク

記事一覧を表示する
当ブログのおすすめ記事
最新記事

まだ間に合う?年末・年始2019年予約
ブログ主へ問い合わせ