訪日客によるホテル好景気で料金も上昇?

急増する外国人旅行者のおかげで近年、ホテル不足と言われるほど宿泊業界は活気を取り戻してきているようです。訪日客全体が好調ですが、とりわけ中国の比率が高く、爆買い爆泊などの言葉に象徴されるとおり、かなり中国人の景気は良いと見えます。

ホテル・旅館業界は2008年のリーマンショック以降、他の多くの業種と同様に苦しい時期が続きました。そして新型インフルエンザ騒動、円高によるインバウンド(訪日外国人旅行)客の低迷が拍車を掛け、極めつけはあの東日本大震災です。一斉に始まった国内旅行自粛の流れ、放射線の不安からの海外旅行者の激減、ガソリン不足や計画停電などがあったことを皆さんはまだ覚えていますでしょうか?

景気が良いなんて羨ましいねー…どころか、ここへ来てようやくピンチから脱出できそうだというのが大方のホテルの本音ではないでしょうか?
ただこの中国系、韓国系のお客様というのは、どこでも満遍なくその恩恵に預かれるというものでもないらしいです。実は訪れる場所、買い物する場所、泊まる場所、がっちりラインが出来ていて、それを仕掛けている一部の人がおり、それにうまく乗っかれる・噛めるかがカギだったりするわけです。
けっこう騒がれてニュースになっている程には、うちの所は…うちの地域は…という感じの人も多いと思います。

海外からの旅行者が増えたことに不快感を示す意見があり、とりわけネット上では多いと思いますが、ここではその良い・悪いを述べるつもりはありません。私は元ホテルマンでしたから、お客様は万国みな平等という意識があります。他のページでも触れたことがありましたが、日本人に嫌なお客様がいるのと同様に、外国人にも一定の割合で存在するというだけの話です。数が増えれば目立つということはあるでしょう。国が変われば習慣や考えも違うのは当然です。
何十年前、日本人の団体海外旅行ブームがあり、メガネを掛けて背が低く、カメラをぶら下げピーピー高い声で話す、お金だけは持っている日本人が世界中から好奇な目で見られ、疎まれた時代があったことを忘れてはいませんか?


旅行会社大手のエイチ・アイ・エス(HIS)が2015年11月4日、中国のインターネット系旅行会社の「同程国際旅行者」と日本で合弁会社を設立すると発表しました。HISは急増する中国人旅行者向けの宿泊商品を同程を通じて、日本のホテルの販売を伸ばす狙いです。運営する宿泊予約サイトも、同程のサイトに繋げて中国でも使いやすくすることを検討しているそうです。(2015年11月5日、朝日新聞の記事を一部引用)

HISといえば海外旅行のイメージが強いと思いますが、実は「スマ宿」という国内旅行サイトを持っています。サイトは見易く、ホテル側としても作成画面や管理画面も分かり易く良かったのですが、あまり有名ではないかもしれません。登録宿の件数もまだ少なかった為、もっと宣伝すれば良いのにと思っていたくらいです。
こうした大手の動きもあることから、中国人訪日客は今後も増えるかもしれません。国内旅行だけでなく、海外旅行にも行こう!という国民意識の変化も手伝っているといいます。

ホテル不足でとにかく予約が取りづらくてたまらん!宿泊料金も上がっているようだ。と感じている人は多いと思います。景気が良いならどんどんホテルを建てればいいのにーなんて思いますが、円高になると一気にいなくなるとか読めないんですよ、これが。非常に難しいんです。


(2016年3月10日追記)
ホテル予約サイトのホテルズドットコムは、2015年の国内ホテルの宿泊料金が前年より平均12%上がったとの調査結果を発表しました。
これは、同社のサイトを使って予約した1泊1室あたりの宿泊料金を調べたものですが、都市別では東京が最も高く1万6945円で、前年より8%上昇。大阪は1万5157円と前年より24%上がり、上昇率トップ。札幌(前年比16%)、名古屋(同15%)、京都(同14%)。(朝日デジタル2016年3月10日の記事より)
訪日外国人に人気の都市に比例して高騰しています。


英語文章の入った注意標識をお探しなら。靴を脱いで下さい。この水飲めません。タバコポイ捨て禁止。などインバウンド用、文言などから検索でき便利です。
コムニス(COMNIS)楽天市場店


すでにホテル不足と言われています。このまま訪日客の推移が順調だと、特に都市部を中心に予約が取りづらい状況が続くかもしれません。「ホテルが見つからない」という場合、こちらのページも参考にして下さい。
本当に満室?宿泊予約の裏技


もともと宿泊者として外国人が多いホテルですが、訪日外国人が増えると外国語の重要性がますます高まるかもしれません。
フロントスタッフは英語力が必要か?


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